哭晁卿衡(李白)
晁卿衡を哭す
日本晁卿辭帝都
征帆一片繞蓬壺
明月不歸沈碧海
白雲愁色滿蒼梧
晁卿衡を哭す
日本の晁卿 帝都を辞し
征帆 一片 蓬壺を繞る
明月 帰らず 碧海に沈み
白雲 愁色 蒼梧に満つ
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にほんのちょうけい ていとをじし
せいはん いっぺん ほうこをめぐる
めいげつ かえらず へきかいにしずみ
はくうん しゅうしょく そうごにみつ
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日本の友人晁衡は、都長安に別れを告げて、
ひとひらの帆かけ船に乗り、蓬莱をめぐって去っていった。
明月の珠は碧海に沈んでしまい、もはや帰ってくることはなく、
白い雲が愁いの気を漂わせながら蒼梧の地に立ちこめている。
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