いろいろありますが
これなんてどうでしょうか?
これね
「戦争は酷い、戦争は絶対にダメだ!」っていう主張の本じゃない。
「はあ、俺なんかの話を聞いてどうするんだべか?」みたいな元兵士の声。
だから思想がかった鼻につく主張ではない。
本当に、市井の民が戦場に引っ張り出されて凄惨な体験をしたという声。
非常に生々しい。
しっかりとした読み物としてはコレ。
戦前の日本人が戦争に対して疑念を持っていなかったことがよく分かります。
慶応義塾大学の塾長を務めた小泉信三でさえ、戦争に異を唱えていませんし
息子が軍人になるのを止めていない。
結果、悲惨なことになったことに対して、自身の悔恨の念はあれど、
どうすればよかったかについては結論を見出していない。
ですので
戦後の人間が、後出しじゃんけんの如く
薄っぺらく、いい子ちゃん風に「センソウハンタイ!」を連呼して
「戦争やった日本人はブラック日本人で極悪人だった!」なんて軽々しく批判するのを恥ずかしい行為と思える書物です。
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森友学園の子どもたちは、中国や韓国は自らを省みる必要があると叫んでいるが、戦争とは何かを知っているのだろうか?