彭博社指出，石破首相的日本獨立防衛理念與川普總統的訴求不謀而合。自民黨政府至今一直高呼日美同盟的安全，但隨著川普總統的上台，有越來越多的人表示“或許應該重新考慮一下？”因此，根據討論的進展情況，也許可以將討論引導到石破首相認為正確的方向。
問題在於日本民眾中根深蒂固的「右」與「左」的政治地圖極為簡化。很多人喜歡用簡單的詞語談論事情，稱安倍首相為“右=好”，稱石破茂首相為“左=惡”。西田正志的「久違的高市早苗論」大概就是回歸到他們所認為的「自民黨（=保守黨）本該是的樣子」的運動。被視為「自由派/左派」的石原似乎很難在國防問題上發揮主導作用。
如今，石原身上又出現了一個意想不到的問題。據報道，3 月 3 日，他們向新議員分發了 10 萬日元的禮券。
照理說，這不會成為什麼大事，但黨內反石破派、臨近選舉而焦慮不安的參議院議員、以及缺乏決定性因素的在野黨等利益聚集在一起，有可能導致石破的意外倒台。
支持自民黨的保守派先前也曾對利用政治、金錢來達到政治目的的做法表示不滿，但或許他們覺得沒有必要保護石破天驚。
- 石破首相解釋：黨內認識不明確 自民黨高層稱其「不可想像」 - 禮券發放：時事通訊社
- [突發新聞]石破首相將於晚上11點20分左右在總理辦公室接受採訪：Jiji.com
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- 【突發新聞】民主黨幹事長小川針對首相發放禮券一事表示，「這是一個嚴重的問題，可能會引發要求首相辭職的呼聲」：時事通訊社
- 中國民主黨批評禮券發放“過分”，首相將辭職 | 共同社
看病貴問題正給人一種「霸凌弱者」的感覺，不滿率正逐漸上升。由於無法進一步增加負擔，退休金法案被推遲。
- 石破內閣的反對率為 44.1%，上升 4 個百分點；支持率則穩定在 27.9% - 時事民調：Jiji.com
- 首相就高額醫療費政策變化道歉，力爭在月內通過預算案，眾議院審議 | 共同社
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對於退休金問題，石破首相看似下令加速討論，但森山幹事長解釋「尚未設定最後期限」。看來黨內人士已經不再聽取石破首相的言論了。
在國家陷入在野黨和川普的兩難之際，我希望看到執政黨和在野黨團結起來，為維護國家利益而努力，但永田町的人們似乎已經看不到外面的景象了。
然而，即使石破首相辭職（並且政府發生更迭），問題也不會解決。
人口結構正在發生變化，即使少數大公司的薪資上漲，也不太可能波及整個國家經濟。
需要冷靜地分析這些結構才能找到解決方案，但由於問題無法用文字表達或圖表表示，因此不可能找到解決方案。
Bloombergが石破総理の考える日本の独自防衛論とトランプ大統領の要求が奇しくも合致していると指摘しています。これまでは日米同盟は安泰であると宣伝してきた自民党政権ですがトランプ大統領の登場で「これはちょっと考え直したほうがいいのではないか？」という機運も生まれています。ですから、話の持って行き方によっては石破総理の考える方向に話を持ってゆくこともできるのでないかというわけです。
問題は日本人の中に根強くある「右・左」という極めて単純化された政治地図です。安倍総理は「右＝正義」で石破総理は「左＝悪」という単純な図式で物事を語りたがる人が大勢います。西田昌司氏の「高市早苗待望論」などは彼らが考える「本来あるべき自民党（＝保守）」への回帰運動なのでしょう。「リベラル・左」とみなされている石破さんが防衛問題で主導権を握ることは難しそうです。
さてそんな石破さんですが思わぬ問題が浮上しています。３月３日に新人議員に10万円の商品券を配ったそうです。
本来ならばそれほど大きな問題になることもないと思うのですが、党内の反石破派・改選を控えて焦りを募らせる参議院議員たち・決め手を欠く野党などの思惑が合致してしまい、思わぬ石破おろしに発展するきっかけになる可能性もありそうです。
自民党を支援してきた「保守」の人たちはこれまで政治とカネの政局利用に不快感を示してきましたが、石破さんなら守らなくてもいいと考えるのではないでしょうか。
- 石破首相説明、党内理解は不透明 自民幹部「考えられない行為」―商品券配布：時事ドットコム
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- 【速報】立民の小川幹事長は首相の商品券配布について「退陣を求める可能性もある深刻な問題だ」と述べた：時事ドットコム
- 立民が批判「言語道断」 商品券配布、首相辞任を ｜ 共同通信
高額療養費の問題で「弱いものイジメ」という印象がつきつつあるようで不支持率がじわじわと上がっています。このうえ負担増を言い出すわけにもいかず年金法案は先送りが決まりました。
- 石破内閣不支持４４．１％、４ポイント増 支持横ばい２７．９％―時事世論調査：時事ドットコム
- 首相、高額療養費方針転換で陳謝 予算案月内成立へ努力、衆院審議 ｜ 共同通信
- https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031300579&g=pol&m=rss
年金問題に関して石破総理は議論加速を指示したようですが森山幹事長は「期限は決めていない」と説明しています。石破総理の言う事を党内が聞かなくなってきているんでしょうね。
対トランプで揺れているのですからここは与野党一丸となって国益の維持に向けて邁進していただきたいところなのですが、永田町の人たちにはもう外の景色は見えていないようですね。
ただし、仮に石破総理が辞めたとしても（また政権交代が起こったとしても）問題は解決しないでしょう。
人口構造が変わりつつあり、たとえ一部の大手企業の賃金が伸びてもそれが国民経済全体に波及しにくい構造が生まれています。
これらの構造を冷静に分析したうえで解決策を考えてゆく必要があるのですが、そもそも問題を言語化も図式化もできていませんからソリューションなど見つかるはずもないのです。
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