この人なんかどうです?
海軍中将 福留 繁
帝国海軍きっての責任転嫁の権化ですね。この人が一番勇名を馳せたのは、なんといっても海軍乙事件でしょう。
最重要機密文書を持参しながら、移動する為の二式大艇の機長に、燃料補給を途中で止めさせて、悪天候の中、無理矢理飛ばさせて案の定海上に墜落。フィリピンゲリラに捕らえられ機密文書を奪われると言う信じ難い事件を起こしました。
しかし、もっと最悪なのは、責任逃れの為に、機密文書を奪われたと言う事実を隠蔽して報告した為に、以後の連合艦隊の動きがさらに筒抜けになってしまいました。
終戦時まで航空兵力による戦術より、大艦巨砲主義を主張し続けた、時代錯誤も甚だしい御仁です。この様な人が海軍大学校を首席で卒業されたとは、やはり成績評価では何の役にも立たない事を身をもって示してくれました。
福留中将のピンのずれ方は、それ以後も大いに発揮されて、見事、日本を敗戦に導いてくれました。しかし、もっと凄いのは戦後になってからも、自分がやらかして(特攻作戦推進論者)日本国民に多大な犠牲者を出しながら臆面も無く、海軍再建を目論見、旧海軍人で構成される水交会の理事などを務めている辺り、もはや呆れるを通り越して、尊敬の域であります。
さすが、海軍大学校首席、戦略戦術の神様です。
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