为什么德国人彻底否定纳粹,而日本人却肯定帝国?
一位荷兰记者在30年前回答了这个问题。
难以捉摸的国家
在战争期间,日本人没有给予任何一个人(甚至一个政府部门)哪怕是远不及希特勒、墨索里尼、丘吉尔、罗斯福等人的权力。即使战争接近尾声,政府也没有实施戒严令,尽管戒严令本可以赋予政府全面保卫日本所需的权力。其中一个原因是,没有一个领导精英希望增加其他精英的权力。
即使在太平洋战争的灾难性冒险之后,也没有建立一个新的、完全成熟的中央集权国家的举动。1954年,道格拉斯-麦克阿瑟(Douglas MacArthur)将军及其下属的政治改革家来到日本,他们的目的是摧毁他们所想象的日本希特勒和墨索里尼独裁政权的强大残余。没有人认为,缺乏一个强有力的领导人会导致日本进攻西方盟国。與 此 同 時 , 日 本 人 忙 於 生 活 及 重 建 國 家 , 他 們 沒 有 能 力 重 複 明 治 時 代 作 為 一 個 中 央 集 權 國 家 的 實 力 。
有趣的是,普通日本人并不认为满洲国这个傀儡国家是 "我们的殖民地"。它是军队的殖民地,而不是日本的殖民地。有一部分日本人不认为他们显然是一个国家的一部分,因此要为这个国家分担责任。
这里存在一个明显的悖论。一方面,证据确凿的事实是,普通日本人热情欢迎帝国的许多胜利和征服,并对国家目标有着非常强烈的归属感。但另一方面,他们在否认陆军的行为时并不感到矛盾。这是因为他们不相信军队代表了他们的民族。他们只觉得这是一个团体,是众多团体中的一个团体,回想起来,它造成了很大的麻烦。
日本权力结构之谜》,卡雷尔-范-沃尔夫格伦著,筱原正治译。
换句话说,战前和战后的日本没有权力机构,帝国陆军和帝国海军只是大日本帝国内部的一个组织。
何故ドイツ人はナチスのことを徹底的に否定しているのに、日本人は大日本帝国を肯定しているのですか?
その疑問にはオランダ人のジャーナリストが30年前に答えをだしています。
とらえどころのない国家
戦時中の日本人は、ヒットラー、ムッソリーニ、チャーチル、ルーズベルトらが握っていたような権力にはるかに及ばぬ程度の権力ですら、だれか一人の人物(あるいは一政府機関)に与えることはなかった。戦争が終わりに近づいても、戒厳令をしけば日本の総力防衛にひつような権力が得られたであろうに、政府は戒厳令を発動しなかった。「理由の一つは、指導的エリートがだれも、他のエリートの権力が増すことを望まなかったからである」。
太平洋戦争という悲惨な冒険の後も、新たに、本格的な中央集権国家を確立しようという動きは見られなかった。一九五四年にダグラス・マッカーサー元帥と部下の政治改革家は、日本にはヒットラーやムッソリーニの独裁制の強固な残滓があると想像し、それを解体するつもりで日本にやってきたのだった。強力な指導者がいなかったために、日本が欧米連合国に攻撃をかけることになったなどとは、誰も思ってもみなかったのだ。一方、日本人自身のほうは、生活や国内の復興におおわらわで、中央集権国家という明治の実権をくり返す余裕などとてもなかった。
おもしろいのは、平均的な日本人は、傀儡国家だった満州国のことを”われわれの植民地”だったと思っていないということだ。それは陸軍の植民地だったのであり、日本の植民地ではないのだ。日本人には、自分が明らかに一つの国家の一員であり、したがってその責任も分担するとは、思わないところがある。
ここにには明白なパラドックス(矛盾)がある。一方において一般の日本人が、大日本帝国の数々の勝利や征服を熱狂的に迎え、国としての目的への帰属意識がひじょうに強かったという、証拠にもとづいた事実がある。しかし他方において彼らは、陸軍の行為を否定することに対して矛盾を感じていない。というのは、陸軍が自分たちの国家を代表していたとは思っていないからだ。それは、ある集団、たくさんある中の一つ集団にすぎず、思い返してみれば、大変な迷惑をひきおこした連中だった、というくらいの感じしか持たないのである。
日本権力構造の謎 カレル・ヴァン・ウォルフレン著 篠原 勝訳
つまり日本には戦前も戦後も権力者(権力を執行する機関)が存在せず、帝国陸軍や帝国海軍を大日本帝国の中の一つの組織だったという意識しかないからです。
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