本当です。残酷な人間動物園の写真をTamura Soshiさんがご回答に載せていらっしゃいます。
自分とは見た目が違うというだけでその人たちを人権も何もなく、見世物にしていました。
16世紀には既にバチカンに様々な人種の人たちを集め動物たちのように見世物にしていましたし、18世紀のイギリスでは精神病患者が見世物にされていました。
詳しいことはWikiにも記載されています。
私がこの回答で書きたいのは、一人のアフリカ女性についてです。
サラ・バートマン(Sarah Baartman 元の名前はアフリカーンス語でSaartjieサーキでした)は今日知られている限り人身売買で人間動物園に連れていかれた最初の黒人女性と言われています。
私が南アフリカに住んでいたころ、サラの体の特徴をとらえてフランスで作られた見世物用の石膏像を見て彼女の悲惨な人生について学びました。
アフリカの黒人の女性たちは種族にもよるのですが、臀部がとても大きい人たちが多いです。太るととにかくお尻が大きくなり、洋服のメーカーもアフリカ人ように特別なサイズをもうけているところがあります。
1815年12月29日、「黒人女性初の人身売買の犠牲者」として知られるSarah Baartmanが26歳の若さで亡くなりました。
南アフリカのコイ族の女性である彼女は、産んだばかりの子供が亡くなった後わずか16歳の時に夫も死亡してしまい、奴隷としてひもじい生活をしていました。ヨーロッパに行ってメイドとして働けば良い生活ができると騙され、1810年にイギリスに連れてこられました。
「ホッテントットのヴィーナス」【ホッテントットはコイ族の蔑称です。】と呼ばれる珍品として檻に入れられて見世物にされました。彼女の臀部が西洋人とは比較にならないほど大変大きかったからです。
イギリスの奴隷廃止論者たちが彼女を助けようと展示者から解放するために起こした裁判は失敗に終わってしまい、1814年にフランスに連れて行かれた彼女は、科学的・医学的研究の対象となり、黒人女性の性に関するヨーロッパの病的な考え方の基盤となりました。彼女の死後、彼女の脳、骨格、性器は1974年までパリの博物館に展示され、2002年まで本国に戻されることなく埋葬されました。今日、彼女は、植民地時代の搾取と人種差別、黒人の嘲笑と商品化の典型であり、交差するジェンダーと人種の抑圧の「真髄」と見なされています。
1994年に南アフリカの大統領に当選したネルソン・マンデラは、サラ・バートマンの遺体とキュビエの石膏像の送還を要請しました。死してなお辱めを受けているサラを何としても母国に戻してあげたかったのです。
フランス側は、フランスが持ち去った宝物を他国に返還することを許さないよう、慎重に法案を作成していたため、サラが南アフリカに戻されるまでなんと8年間もかかりました。
またサラの遺体が南アフリカにやっと返還されたのには一人の詩人の嘆きが南アフリカ中に広まり、フランス政府まで伝わったからだと言われています。
1998年、コイサン族の血を引く南アフリカの作家、詩人であるダイアナ・フェラスDiana Ferrusが、サラ・バートマンを題材にした詩を書きました。この詩は南アフリカで大変な反響を呼び、国中でフランスにサラの遺体の返還を訴えるようになりました。
この詩はフランスの法律書に掲載されるほどになり、2002年3月、フランス政府が最終的にバートマンの遺骨を南アフリカに返還することに同意したのです。
心から訴えかける詩が人々の心を動かしたのです。
ちょっと長いですが、詩の全文を載せておきます。
“A poem for Sarah Baartman“ by Diana Ferrus
I have come to take you home, home!
Remember the veld,
the lush green grass beneath the big oak trees?
The air is cool there and the sun does not burn.
I have made your bed at the foot of the hill,
your blankets are covered in buchu and mint,
the proteas stand in yellow and white
and the water in the stream chuckles sing-songs
as it hobbles along over little stones.
I have come to wrench you away,
away from the poking eyes of the man-made monster
who lives in the dark with his clutches of imperialism
who dissects your body bit by bit,
who likens your soul to that of Satan
and declares himself the ultimate God!
I have come to soothe your heavy heart,
I offer my bosom to your weary soul.
I will cover your face with the palms of my hands,
I will run my lips over the lines in your neck,
I will feast my eyes on the beauty of you
and I will sing for you,
for I have come to bring you peace.
I have come to take you home
where the ancient mountains shout your name.
I have made your bed at the foot of the hill.
Your blankets are covered in buchu and mint.
The proteas stand in yellow and white—
I have come to take you home
where I will sing for you,
for you have brought me peace,
for you have brought us peace.
私はあなたを家に、家に連れて行くために来ました。
草原を覚えていますか?
大きな樫の木の下にある青々とした草を?
そこでは空気が冷たく、太陽は燃えません。
丘のふもとにあなたのベッドを作りました。
あなたの毛布はブシューとミントで覆われています。
黄色と白のプロテアが咲いている
小川の水は歌うように笑っている
小川の水は小さな石の上を歩いています。
私はあなたを連れ去るために来ました。
人間が作った怪物の突き刺すような目から離れて
闇の中で帝国主義の魔力を持って生きていて
あなたの体を少しずつ解剖する人
あなたの魂をサタンの魂になぞらえて
自分が究極の神であると宣言している。
あなたの重い心を癒すために来ました。
あなたの疲れた魂に私の心を捧げます。
私は両手のひらであなたの顔を覆います。
私はあなたの首筋に私の唇をはわせます。
私はあなたの美しさを私の目に焼き付けます。
そして、あなたのために歌います。
私はあなたに平和をもたらすために来ました。
あなたを家に連れて帰るために来たのです。
太古の山々があなたの名を叫ぶ場所に。
丘のふもとにあなたのベッドを作りました。
あなたの毛布にはブチューとミントが敷かれています。
黄色と白のプロテアが咲いている
私はあなたを家に連れて行くために来ました。
そこで私はあなたのために歌います。
あなたが私に平和をもたらしてくれたから。
あなたが私に平和をもたらしてくれたから、あなたが私たちに平和をもたらしてくれたから。
写真:Displate
プロテアは南アフリカの国花です。南アフリカの誰もが愛するプロテアの花をサラは亡くなる前にもう一度見たかったことでしょう。照り付ける太陽の下、野生動物たちが自由に歩き回る大地に戻りたかったことでしょう。美しい故郷、何よりも自分が人間として扱われる世界に彼女は戻りたかったことでしょう。
人種、民族差別は決して許されません。自分と違うからと言って見下したり不当な扱いをすることは人間として決してしてはならないことです。
なぜ当時のことだけを聞くのですか?
アメリカには21世紀初頭の今、「有色人種のいる動物園」があります。
ハワイのポリネシアン・カルチュラル・センターへようこそ。
17ヘクタールの土地に、ポリネシア人を中心とした1300人の人々が、自分たちの習慣や民族舞踊、工芸品などを展示し、大勢の観光客が訪れます。
LDS(モルモン教徒)によって運営されていて、「展示物」や「従業員」のほとんどは、地元のブリガムヤング大学の学生です。
「しかし、それは違う!」と思われるかもしれませんが、なぜでしょうか?唯一の違いは、「動物園」という言葉を使ってはいけないので、「文化センター」という言葉で代用しているということです。しかし、そこにいる人たちは、観光客のための見世物として、自分たちのエキゾチックな外国の文化を表現することで、少額のお金をもらっていることに変わりはありません。
奴隷が実質的に廃止されるのは、21世紀中頃ではないかと推測します。現在、奴隷の数は、約3億人です。債務奴隷が中心です。
日本でも戦後長く、見世物小屋で身体障害者を陳列していました。
本当です。
コーカソイドは太古の昔から凶暴で他人種を奴隷にして搾取するのが上手い民族なんですよ。特に宗教を利用してね。
現在のインドが良い例です。ヒンドゥー教のカーストがどのようにして決まったか知ってますか?
肌の色ですよ。数千年前にインドのドラヴィダ人を征服したアーリア人種(白人)がヒンドゥー教におけるバラモン(聖職者)やクシャトリヤ(王侯貴族)になってドラヴィダ人(オーストラロイド)を弾圧しシュードラ(不可触賤民 奴隷)という身分に落としました。
このカーストは数千年経過した現在でも続いています。シュードラの少女の3人に一人が日常的に性暴行の被害に合いますが、誰も助けません。制度としては民主主義のインドですが、国民の8割強がヒンドゥー教徒なのでこれを当たり前の事として受け入れているのです。
白人は古来から宗教というシステムを利用して多民族を支配するのが上手い恐ろしい種族です。なぜなら数千年後の現在までそのシステムは維持されているのですから。
全ての白人個人に対して言っているわけではありませんが、これは歴史的な事実です。
若いころ富士山の山頂で働いた時の事を思い出しました。
富士山の山頂には水道が通っておらず風呂は一週間に一度、雪解け水を温めて身体を洗うしかなく、汚い格好で土産物屋で働いていました。ある日、土産物屋通りに若い白人女性がやって来て、歩きながら土産物屋通りの様子をビデオ撮影し始めました。
ところがその白人女性は登頂達成の開放感からか上半身水着になっていたので、逆に土産物屋で働く飢えた男性にスケベ顔で観察される事となり、恥ずかしそうに逃げ去って行ったのです。
いったいどっちが見世物だったのでしょうね。少なくとも私には白人女性のパフォーマンスはご褒美でしたよ。
ヨーロッパではで終わることなく、日本でもを学ぶと良いと思います。
人類館として大阪万博で、人間の見せ物を開催していますね。日本ではなぜか積極的に報道とか教えようとしませんが。以下は記事の抜粋です。
開館前後に起きた出身地からの抗議を受け、清国、朝鮮、沖縄の人々の出演は取りやめになった。ただ、館自体は営業を続けた。
戒めとしてね。繰り返さないように。
【ヨーロッパには十善戒(じゅうぜんかい)の概念と教えがないだけです。】
ヨーロッパのみならず世界いちれつ、どこの国に於いても十善戒の概念と教えを信じて、実直に守らないと常識的にそういうことは蔓延します。今後もそういうことが起こらない保証はどこにもありません。いま盛んに行われているロシアの侵略戦争も同一線上にあります。
卍:〈十善戒(じゅうぜんかい)の誓い〉
◎暴力を振るったり相手を傷つけたり殺したりしません
◎物を盗みません(与えられていない物を我が物としません)
◎不倫や浮気・売春・買春・強姦・セクハラをしません
◎嘘をつきません
◎無意味なおしゃべりをしません
◎乱暴な言葉を発しません
◎他人同士を仲違いさせることを言いません
◎欲の深いことをしません
◎腹を立てたり怒ったりしません
◎間違ったものの考え方や見方をしません
最近では、そのようなことは大々的に取り締まられています。
イギリスのある施設では、今は亡きオーナーが飼育員にトラとの交流を勧めていました。1980年には、ゼヤと呼ばれる虎が2週間のうちに飼育員二人を殺しました。1994年には、シベリアトラとの事故で飼育員がもう一人亡くなりました。
一般市民のカメラが届かない時間帯に何が行われているのかはもちろんわかりませんが、イギリスの動物園ではこのようなことはなくなってきています。私が働いていた動物園では、虎に対する敬意があまりにも強すぎて、虎を大きなかわいいおもちゃのように扱うことはありませんでした。それは自然界で最も偉大な捕食者の一人であるトラなんです。生活のために働かせているとはいえ。
虎は野生動物であり、そのように扱われるべきです。柔らかいムイぐるみではありません。もしあなたのミスで安全プロトコルを無視した場合、あなたは一度だけ間違いを犯すことが許されるかも知れません。
写真:トロント動物園(私の働いたところではありません)
全部と言ってしまえば簡単です。
しかし、すべての動物園はそれぞれです。多くの動物園では、動物たちが自由に動き回れる広大な敷地が確保されており、飼育員は動物たちが活動的で、警戒心が強く、生活に興味を持てるよう、懸命に働いています。
下のトラをご覧ください。警戒心が強く、体調も良く、自分の環境に関心を持っています。ニュージーランドのオークランド動物園のトラは、自分の領域をパトロールする素晴らしい状態にあります。
しかし、だからといって、それはすべての動物に動物園が適用しているわけではありません。ゾウを正しく扱うのは非常に難しいのです。私がこれまで行った中で、唯一ゾウをうまく扱えたのは、イギリスのウィップスネードでした。象たちは本当に幸せそうで、飼育係と一緒に動物園内を散歩していました。
また、英国のウィップスネイド動物園では、私の見解では逃亡をした2頭の熊をあまりに早すぎる時期に射殺してしまい、彼らの良い記録を台無しにしてしまったことも付け加えておきます。
では、どの動物が動物園でうまくいかないのでしょうか?
大型の海獣でしょう。特にシャチです。陸上の哺乳類に与えるように野生の状態を彼らのために適切に再現することはできませんし、シャチは徹底的に悲惨な目に遭うことになります。これがシャチのあるべき姿です。
こういったタンクの中ではあり得ません。
私たちは「こんにちは」ではなく、
「助けて」と言っているので
味も蓋もないですが動物園で飼育されている動物全てではないでしょうか。
餌の心配はないし、天敵に襲われることもないですが、本来の生息地と比較しようもないほど狭い檻の中に閉じ込められて、毎日人間の目に身を晒すことは彼らにとって著しいストレスなんじゃないかと思います。
4日前に王子動物園に行きました。
ネコ科の動物たちは「毎日食べ物を探さなあかんサバンナの暮らしに比べたらここは極楽や。もー野生には戻れんわ。」ゆうてました。
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